2026/05/21 14:07

「いびきがひどい」「寝ている間に呼吸が止まっていると言われた」…… 睡眠時無呼吸症候群(SAS)に悩む方は多いですが、その原因を特定し、納得のいく解決策を見つけるのはなかなか難しいものです

一般的には「舌の付け根が重力で落ち込む」といった物理的な説明がなされますが、実は**「寝る前の食事」と「胃酸の逆流」**が深く関係しているという興味深い説があります

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1. 「寝る前の食事」が呼吸を止める?

新谷弘実博士の著書『病気にならない生き方』では、睡眠時無呼吸の仕組みについて説得力のある仮説が示されています

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·         逆流を防ぐ防衛本能: 寝る直前に胃に食べ物が入っていると、横になった際に内容物がのどまで上がってきそうになります

·         気道の閉鎖: 体は内容物が気管に入るのを防ぐため、あえて気道を狭め、呼吸を止めてしまうというのです

つまり、寝る前の食事習慣が「無呼吸」と「肥満」を同時に引き起こしている可能性があります

2. 医学的データが示す「胃酸抑制」の効果

この説を裏付けるような研究報告もあります 。碧南市民病院の岩田義弘氏らによる研究では、胃酸を抑える薬の服用によって睡眠時の呼吸状態に変化が見られました

·         無呼吸指数の減少: 睡眠障害のない成人男性が胃酸を抑える薬を服用したところ、無呼吸低呼吸指数(AHI)が平均11.4から3.1へと大幅に減少しました

·         無自覚な炎症の抑制: ファイバースコープによる観察で、自覚症状がなくても咽頭粘膜に胃酸逆流の影響が疑われるケースが確認されました

·         結論: 胃酸の逆流を抑えることで、無自覚だった気道狭窄が解消され、無呼吸の症状が改善されたと考えられます

3. 「原因」と「結果」を疑ってみる

一般的に睡眠学会などでは「無呼吸による陰圧で胃酸が逆流する」と説明されますが、逆流した胃液で飛び起きるような事例が少ないなど、説明がつきにくい点もあります

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むしろ、**「胃酸の逆流(またはその原因となる食事習慣)が、無呼吸を引き起こしている」**という逆の視点に立つことで、多くのつじつまが合ってきます

4. 今日からできるシンプルな対策

もし、いびきや無呼吸、あるいは肥満や逆流性食道炎にお悩みなら、まずはこのシンプルな習慣を試してみてはいかがでしょうか。

「寝る前45時間は食事をしない」

実際、私自身も食事の時間を夜10時から7時に早めただけで、スマホアプリで計測していた「いびき」に改善が見られました

特別な治療を検討する前に、まずは「胃の中を空っぽにして眠る」という自然な体のリズムを取り戻すことが、快眠への一番の近道かもしれません